りんりんの毎日のーと

気ままに書きます。

読書のーと:伊坂幸太郎著『仙台ぐらし』

 

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https://www.amazon.co.jp/仙台ぐらし-集英社文庫-伊坂-幸太郎/dp/408745326X

 

 

今日は、伊坂幸太郎さん著『仙台ぐらし』。

エッセイです。

 

エッセイといえば、

単純に文として楽しんだり、

その作家さんの書いた小説と照らし合わせては

小説の中の価値観や考え方との共通点を見つけたり、

新しい一面を発見したり、

たくさんの楽しみ方があると思います。

 

そのなかでもこの本は、

伊坂さんってこんな人だったのか!

と、知らなかった部分を知れたことが

私にとって一番の収穫でした。

 

特に、心配性のパート。

〜〜したらどうしよう、と

人一倍気を使って、心配しているのです。

 

あんなに超がつくほどの心配性だと、

毎日を過ごすのに、

すっごく気力を使って疲れるだろうな〜〜と

逆に心配になってしまいましたw

 

でも、あれほど心配性だからこそ、

普通の人なら気にも留めない

小さな心配を拾って膨らませて、

 新しい物語を生み出せるのかもしれないな〜なんて思ったり。

 

そして、

伊坂さんの本の魅力の一つって、

基本的にみんな、

謙虚で、やさしい心を持っている、

「いい人」であることだと思うんですね。

 

今回のエッセイを読んで、

その「いい人」の根っこの部分は間違いなく、

作者本人と通じているのだと確信しました。

 

安心した〜よかった!w